面接時の適切な服装・必要な持ち物は?
服装
面接を受ける際には、男女を問わずスーツ着用をおすすめしています。
医師が働くうえで重視されるのは経験やスキルですが、
お客様相手な職業でもあるため、医療提供の際にお客様に不快な思いをさせないかどうかなどのお客様対応も視野にいれて「人間力」を重視する医療機関も増えてきています。
そういった中、面接の短時間で“しっかりした人”“熱意” “本気度”をアピールする為にも、悪い印象を与えない為のリスクヘッジとしても「面接時の服装・身だしなみ」はとても大切です。
男性の服装
1)スーツ
・黒、グレー、紺などの落ち着いた色がおすすめです。
・サイズは細身すぎず大きすぎず、ぴったりのサイズ感を選びましょう。
やむを得ずスーツを避ける場合でも、ジャケットを着用することでフォーマルな印象を与えられます。
真夏の暑い時期(クールビズの時期)はジャケット無しでも問題ありません。
2)Yシャツ
・基本は白色。フォーマルな場なので、カラーシャツは避けた方が無難です。
首周りや袖周りの汚れを確認し、アイロンがけも忘れずに行いましょう。
3)ネクタイ
・グレーや紺色などの落ち着いた色が無難ですが、ネクタイは、色や柄によっても与える印象が変わります。
20代の先生であれば、黄色やピンクなどの明るい色で「さわやか」「フレッシュ」な印象、30代以降の先生であれば紺などの色で「落ち着き」「知的」な印象など、先生が与えたい印象によって使い分けることもできます。
4)靴
・黒や茶系の落ち着いた色がおすすめです。
・革靴かローファーなど、ジャケットに合う靴を選び、スニーカーは避けましょう。
華美なデザインのものは避け、面接の前にはしっかりと磨いておきましょう。
女性の服装
1)スーツもしくはセットアップ
・黒や紺、グレーなど、落ち着いた色が基本です。
ベージュなども華やかさが増すので、与えたい印象によって選ぶのもおすすめです。
2)インナー
・色は、白もしくは淡い色がおすすめです。
・ブラウスやカットソーが基本です。
清潔感のある印象を与えます。
華やかさが増すレースやフリルなどの装飾は、上品に見えるようワンポイントに抑えましょう。
3)ボトムス
・スカート/パンツスタイルはどちらでも問題ございません。
スカートの場合は、椅子に腰かけた際スカート丈が短くなりすぎないように注意しましょう。膝下ぐらいの丈が目安です。
4)パンプス
・黒や紺、ベージュ、グレーなどの落ち着いた色がおすすめです。
・ヒールの高さは3~5センチぐらいがよいでしょう。
シンプルなデザインのパンプスがおすすめです。面接前に、しっかりとお手入れしておくことも大切です。
身だしなみ
相手にマイナスな印象を与えない為に、服装のほかにも身だしなみにも意識し、清潔感を心がけましょう。
1)髪型
男性であれば髪は短め。寝ぐせにも注意し、清潔感を意識しましょう。
ヒゲが伸びていないかも注意が必要です。
女性の場合、ロングヘアーであればピンでまとめるなど、清潔感のある髪型が好印象です。
2)爪
切り忘れにも注意し、爪が伸びている場合は短く切りそろえましょう。
女性の場合、派手なネイルは避けた方が無難です。
3)匂い
タバコや汗の臭いには要注意です。
特にタバコの臭いはスーツにつくと落ちにくいので、消臭剤を携帯するのもおすすめです。
香水やオーデコロンの付けすぎにも注意が必要です。
また女性の場合、メイクはナチュラルの方が好印象です。
持ち物
応募先の医療機関によっても異なりますが、基本的な持ち物は準備しておくと安心です。
1)カバン
A4サイズの書類が、折り曲げずに入れられるカバンを用意しましょう。
黒、グレー、ベージュなど落ち着いた色味で、シンプルなデザインが無難です。
自立するタイプだと床に置いた時も安定します。
2)筆記用具
面接では、書類の記入などで必要な場合があります。
ボールペン、シャープペンシル、消しゴムなどを持参しましょう。
3)医師免許
初期臨床研修修了証のコピー:医師であることの確認のために必要です。場合によっては本証が必要です。初期臨床研修修了証は、平成16年2月以前に医師免許を取得した方は、不要になります。
4)必要書類(履歴書・職務経歴書)
折れないようにクリアファイルや封筒に入れて持参します。
郵送などですでに提出している場合でも、コピーを持参しましょう。
5)腕時計
普段はスマートフォンで時間を確認している方でも、面接のときには腕時計を用意しておくと安心です。